BitMEX ストップ指値を徹底解説 刺さらない理由・トリガの設定



管理人:mexkensirou「ストップ指値は刺さらないこともある。損切りで使うのはおすすめしないぞ」

 

ストップ指値の仕組み

ストップ指値は損切りとして、又はトレンドに乗って新規ポジションを持つためのツールとして利用可能だ。

ストップ指値で損切りを注文する場合の勘違いしやすい悪い例をみてほしい。

①6580ドルの時にロングポジションを持ったとしよう。

②それと同時に損切りとしてストップ指値を注文をするぞ。6520ドルをストップ価格(トリガ価格)にして、6500ドルに指値が入るように設定してくれ。

③価格は6640ドル程度まで上昇したのち、下落を始め6520ドルに到達したところでストップ指値のトリガが発動し、6500ドルに指値注文が入るぞ。

④価格はそのまま下落し6500ドルに到達したところで指値が約定し損切りが確定になる。

ここが要注意ポイントだ。勘違いしてしまいやすいが、指値は現在価格より上値でロング、下値でショートを入れることができない。今回の場合は6520ドルに到達しトリガが発動しても6520ドルより下値の指値注文は通らず、指値ではなく成行(テイカー)扱いで約定してしまうぞ。また、postonlyにチェックを入れている場合は(成行にもならず)キャンセル扱いとなってしまうから気をつけてほしい。ストップ指値は損切りとして使う場合は使いどころが難しいため、あまり使用しない方がいいかもしれないな。

 

 

ストップ指値が刺さらない理由・post-onlyの設定

先程の図の流れでも少し説明したが、ストップ指値が刺さらなかった(成行約定含む)場合は、postonlyにチェックが入っている可能性が高いだろう。

post-onlyにチェックが入っている場合

チェックが入っている状態で、6520ドルのトリガが発動した場合、下値にあたる6500に指値注文は入らず、キャンセル扱いになるぞ。

post-onlyにチェックを入れていない場合

チェックが入っていない状態で価格が6520ドルのトリガが発動した場合は、指値注文は成行(テイカー)扱いで約定されるぞ。

チェックが入っている状態でストップ指値が刺さらなかった場合、損切りできず大きな含み損を抱えてしまう可能性がある。また、チェックを入れてなかったとしても成行扱いとなってしまうため、想定外の手数料が発生してしまうぞ。

post-onlyはチェックのつけ外しを頻繁にしていると余計なミスを招く可能性がある。どちらかに統一しておこう。指値は指値として、成行は成行としてきちんと使い分けたい場合はpost-onlyにチェックしておくことをおすすめする。BitMEX最大の欠点はテイカー手数料の高さにある。なるべくテイカー手数料は払わずに済む方法をとっていこう。

取引時の手数料についてはこちらの記事を参考にしてくれ。【BitMEX手数料のまとめ】

 

トリガの解説及び設定

BitMEXはストップ注文時にトリガの設定ができる。ここでいうトリガの設定は「トリガが発動する価格をどの基準の価格にするか」ということだ。デフォルトでは「直近」になっているからどれにするかよく考えて変更していこう。

 

「直近」

現在のFX価格だ。一番わかりやすい金額だと言えるだろう。

「インデックス」

複数の取引所(現在は3箇所)のBTC現物価格より平均値を出した金額だ。BitMEXだけが市場操作等で動いたとしてもトリガの設定をインデックス価格にしておけば少しは影響を軽減できるだろう。だが市場は影響しあっており、BitMEXは影響力のある取引所だ。BitMEXの変動に合わせてインデックス価格も変動することも考えられる。

「マーク価格」

先程のインデックス価格に資金調達率と資金調達までの期間、間隔等をかけ合わせたもの(正直詳しくは何度読んでもよくわからない!)で算出される価格だ。市場操作や流動性不足からくる急激な価格の変動に影響されにくく、大きなひげを作るような場面でもなだらかなチャートを描き、無駄なロスカット等を防ぐために用意されているものだ。BitMEX以外には無いシステムでBitMEXでは精算時等のトリガとしてマーク価格が設定されている。

急激な相場の変動時にマーク価格でトリガされる時は、発動したときにはオーダーブックの直近価格はさらに大きく動いており、マーク価格との差が想定より大きな損失を生み出すこともある。

マーク価格はダマシによるひげなどの余計な損切りを減らすこともできるが、損切り時の損失を大きくすることもある。どれを選ぶかはよく考えて決めよう。

トリガ時に決済

最初はこのチェックボックスにチェックが入っている状態になるぞ。

チェックが入っているとストップ成行注文は決済としてのみ発動し、現在保持しているポジションを減らすためだけに利用されるぞ。

例1.「トリガ時に決済」にチェック有

1500ドル分のロングポジションを持っていたとして、指値注文でショート2000ドル分注文入れたとする。

約定した時にはポジションを減らすためだけに発動するため、1500ドル分だけ約定し残りはキャンセルとなり、ポジションは0になるぞ。

例2.「トリガ時に決済」にチェック無

1500ドル分のロングポジションを持っていたとして、指値注文でショート2000ドル分注文入れたとする。

約定した時にショート500ドルポジションが残るようになるぞ。

自分のやり方によってその時々の注文時にどれを選ぶか考えよう。

ストップ指値の使いどころ

ストップ指値はトリガ価格に到達した時点で指値注文を発注する。例えば現在の価格が6570ドルでトリガ価格を6520ドルに設定していたとしたら、6520ドルに到達した時点で指値注文が発注されるんだ。この時にストップ指値を成立させるためには、ショートの場合トリガ価格より上値の6525ドルに指値を設定しておけば、6520ドルでトリガに到達した後、利確等で価格が少し戻れば6525ドルで指値注文が約定しストップ指値がうまく機能したといえるだろう。

ストップ指値は自分の想定していたラインに到達したら市場に参入しようと考えたときに予め注文をしておくことができる。トレンドの転換やネックラインを意識した攻防そのあたりを狙っていれていけば使い所も多いのではないだろうか。

 

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